通知・アラートルール設定
B-Beacon は、監視モニターが異常や応答遅延を検知した際に、Slack、Discord、メール、Webhook などの通知チャネルへ自動でアラートを送信します。ここでは通知チャネルの連携手順とアラートルールの設定方法を解説します。
概要
B-Beacon のアラートシステムは、以下の2つの要素で構成されています。
- 通知チャネル(どこへ届けるか): Slack、Discord、メール、汎用 Webhook の宛先設定(「チーム・通知設定」で管理)
- アラートルール(どんな時に届けるか): 応答時間(ms)や死活状態、SSL証明書期限などの発報条件(「アラートルール」で管理)
💡 ベストプラクティス: まず最初にチームの通知先(Slackやメール)を連携し、その後に必要なアラートルールを作成するのがスムーズです。
通知チャネルの連携手順
サイドバーの「チーム・通知設定」から各チャネルを設定できます。
1. Slack 連携
チームの Slack チャンネルに Incoming Webhook を作成して連携します。
- Slack App ディレクトリから「Incoming WebHooks」を追加し、通知先チャンネルを選択します。
- 発行された
Webhook URLをコピーします。 - B-Beacon の「チーム・通知設定」→「Slack 通知」に Webhook URL を貼り付けて保存します。
- 「テスト通知を送信」をクリックし、Slack に正常にメッセージが届くことを確認します。
2. Discord 連携
- Discord の通知先サーバーで、チャンネル設定 →「連携」→「ウェブフック」を開きます。
- 「ウェブフックを作成」をクリックし、URL をコピーします。
- B-Beacon の設定画面で Discord Webhook URL を登録し、テスト送信を行います。
3. メール通知
障害発生時に即座にメールを受信したい担当者やメーリングリストのアドレスを登録します。複数アドレスの登録が可能です。
4. 汎用 Webhook (カスタム連携)
自社の内部システムや PagerDuty、Opsgenie、LINE Notify などの外部サービスへ JSON ペイロードを HTTP POST で送信します。
{
"event": "monitor.down",
"monitor_name": "API サーバー (本番)",
"url": "https://api.example.com/health",
"status": "down",
"response_time": null,
"error_message": "Connection timed out (10s)",
"timestamp": "2026-10-09T09:30:00Z"
}
アラートルールの作成と条件設定
サイドバーの「アラートルール」→「新規作成」から、通知を発報する条件を定義します。
| 設定項目 | 説明 | 設定例 |
|---|---|---|
| ルール名 | ルールの識別名 | API応答時間超過アラート |
| 対象コンポーネント | ルールを適用するコンポーネント(「全体」も選択可) | API サーバー |
| メトリクス | 判定対象(応答時間、ダウン検知、SSL残日数など) | response_time |
| 条件 (演算子) | 比較条件(>, >=, <, ==) | > (より大きい) |
| 警告閾値 (Warning) | 注意が必要なレベルの数値 | 1500 (ms) |
| 重大閾値 (Critical) | 緊急対応が必要なレベルの数値 | 3000 (ms) |
誤報を防ぐベストプラクティス (フラッピング防止)
インターネットの瞬間的なパケットロスや一時的なネットワークの揺らぎにより、1回だけリクエストが失敗することがあります。毎回アラートが飛ぶとオオカミ少年効果(アラート疲れ)を引き起こします。
推奨設定:
モニターの「連続失敗回数(リトライ設定)」を 2回 または 3回 に設定してください。
2回連続で失敗して初めて障害と判定されるため、誤報を 95% 以上削減できます。
障害復旧時の自動通知 (Resolved)
B-Beacon は、ダウン状態になったモニターが再び正常稼働(UP)に戻ったことを検知すると、自動的に「復旧通知 (Resolved)」を同じ通知先へ送信します。復旧確認のために管理画面を開き直す必要はありません。